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花より男子~Boys Over Flowers~番外編

♪番外編『素直になる代償に・・』(後編・下の1)

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どきん・・
  どきん・・・


どぉやって・・ここまで来たんだっけ??
  どんな風に・・ここから出ればいい??

どきん・・

  どきん・・・

胸が痛い・・

こんなことなら・・
   いろいろ聞くんじゃなかった・・・

ジャンディが・・
  その顔をくしゃっと歪めると・・・

鏡に映ったジャンディの顔も・・
   くしゃっと・・不安に歪んだ・・

メイクも落とし、
 いつも見なれたその、ぱっちりとした大きな目は(ま、自分では思っていないけど)
  小柄なジャンディを、なんだかさらに幼くして見えた・・。

会ったときから感じた・・ク・ジュンピョ・・・
   すっごく大人っぽくなった・・。

唇をきゅっと尖らせると・・
   それを思い出したように、くるりと目を回したジャンディ・・

まだ、濡れたままのくるりと巻いた髪をそっと上げると・・
  邪魔にならないよう、ゆるくふんわりひとつに結んだ・・。

こんな私が・・
   なんで好きなんだろ・・??

何度も何度も・・
  ク・ジュンピョを好きだって自覚してくれば来るほど・・・

 胸が苦しくなるほど、感じた疑問・・。

ク・ジュンピョの周りを囲むような金持ちでもなければ、家柄もない・・。
  モデル並のスタイルだって容姿だってない・・。

人並み程度の頭しかなければ・・
   医学部卒業だって、あやしいくらい・・

見た目だって・・
   きっと・・ジュンピョの傍にいたら、誰だって思うはず・・。

なんであの子なのって・・。

とくん・・
  とくん・・・

急に・・
  胸の鼓動が苦しくなると・・

とんとん・・
  
濃い木の色をした扉が・・
   叩かれた・・

.:。£+゜.:。†゜.:。£+゜.:。†゜.:。£+゜.:。†゜.:。£+゜..:。£+゜.:。†゜.:。£+゜.:。†゜.:。£

♪番外編

   『素直になる代償に・・』(後編・下の1)

゜.:。£+゜.:。†゜.:。£+゜.:。†゜.:。£+゜.:。†゜.:。£+゜..:。£+゜.:。†゜.:。£+゜.:。†゜.:。£

「おい・・
  ・・そこ・・まだいるか?」
ク・ジュンピョの言葉に・・

どっきん!!!
 思わず全身で跳ね・・

「う・・うぅん・・
   もう出るとこ・・」

そう言って・・
  目をぱちぱち・・瞬かせた・・

きゅっと・・
  水分を含んで柔らかい唇を結ぶジャンディ・・

そっと・・
  その扉を開いた・・

~~

ジュンピョとジャンディがその建物から出ると・・

   数人の黒服スーツの男たちが列をなして礼をしたかと思うと・・

1台の、見るからに・・高級車を用意していた・・

遠くからでも視線を感じるこの状態・・
  ジャンディが・・この視線のど真ん中にいることに・・
    顔中に熱を感じているにも関わらず・・・

一人の黒服スーツの男性から鍵を差し出されると、
   それを当たり前のように受け取るジュンピョ・・

『おい・・
   あれ・・!!
     さっきの子じゃないか??』

その中心にいるジャンディとジュンピョを囲んだ群れの中の一人・・
   金髪の男性が指差すと・・

『あ・・あぁ・・』横にいた、茶髪の男性も、声を絞り出すように答えた・・


小さくて・・
   可愛いその様子は、このビルの中で歩くには浮いていた・・。

だから・・目についた・・
  だから・・声をかけてみた・・

だが・・


この・・
  広い・・ニューヨークの大都市の中でもその名を知らないものはいず・・
巨大ビルの中でも、一等地に・・
   広い敷地を持ち、大きくそびえ立つ・・神話(シンファ)グループの本部のおかれるそのビル・・

そこで・・働くこと自体自慢だというのに・・

その中のトップの・・
  あの噂に聞く後継者の・・知り合い・・
    いや・・

そこに見る、ジュンピョの態度はどう見ても・・。

ジャンディへと、
   何か耳元へと優しく笑いかけるジュンピョ・・

そのジュンピョに肘鉄を食らわせつつ・・
   そそくさと、あのジュンピョにより、誘導された助手席へと乗り込んだジャンディ。
   

ジャンディが助手席へと座ると
   周りに集まった社員や好奇心で覗きこむ人々に手を軽く上げ・・    (ジュンピョはその容姿、仕事で
                                      多数、モデル含め、雑誌など
                                      でF4として取り上げられてま
                                      すから)

嬉しそうに上がった口許を隠すこともなく・・
   運転席に乗り込んだ・・。

~~
ばたん・・。

閉められた途端・・
  まるで世界に二人になったような・・窮屈な世界・・

隣に座ったジュンピョへと目を向けると・・
  こちらへと向けられるジュンピョの目・・

長い腕がこちらへと動き・・

どきっと跳ねた心臓を獣から守るように、
   びくっと両手を胸元へと握りしめると・・

涼しげな顔をした目の前の野獣が・・
  
   整った顔の下に隠した・・意地悪い表情を見せ・・

にやりと笑った・・。

「何期待してんだよ?」

!!?
「は?!
な・・何も期待してなんか・・・!!!!」

真っ赤になって抵抗するジャンディを無視するかのように・・
   バックミラーを確認しながら・・
  その車は・・滑るように走りだした・・。

しんと・・
  静まる車内にかけられる音楽・・

それが・・
  なぜかジュンピョの育ちの良さを感じさせ・・

動かす手・・
  腕・・

 前を見る・・その目から・・目が離せなかった・・

「そんなに見たかったか・・」
前を向いたままのジュンピョが
   そう・・からかうように言うと・・

にやりと笑って・・
  こちらを向いた・・。

・・・こいつ・・
  こんなにもカッコよかったっけ?

つい・・
  そんなことを考えてしまう自分が悔しくて・・

ぶんぶん・・頭を振ると・・

勘違いした馬鹿男が・・
「お前・・・」
顔をしかめた・・。

ぷ・・
  嬉しそうに笑ったジャンディ・・

そんなジャンディを・・
   横目で、尖らせた口の端を上げて見ると・・

「俺は会いたくて会いたくて・・

   会いたくて狂いそうだった。」
まっすぐに・・
  前を見ながら、自然に運転するままにそう言うので・・

自身の耳を疑いたくなるくらいだった・・

「え・・?」
聞き返したジャンディの声がわずかに震えて聞こえたのは・・・

胸の奥から熱く・・
  感じたことのない、甘い締め付けを感じてしまったから・・

「狂いそうだった・・。

   お前がいなくて。」
一音づつ、
  ゆっくりとそう言ったジュンピョ・・。


き・・。
赤信号で車が停まると・・

待っていたかのように、
   獲物へと狙いを定めた目を向けた・・。

そんな目に・・
   どきっとして・・・

ジュンピョの方を・・ただ、黙って見つめたジャンディ・・

丸い目がさらに丸く・・
   柔らかそうな唇が・・少し小さく結ばれる・・

ジュンピョがちらりと信号を見た後・・
   ハンドルへと置いた長い手を伸ばしたまま・・

さっき・・
  離れがたかった・・その柔らかい感触を知る・・唇へと近づいた・・

あんた!!
  運転中!!!

そう・・叫ぶ間もなく・・・
  !!!!!
ジャンディの顔が途端に真っ赤になり・・
   目が大きく見開かれた・・

触れたはずの唇が少し開き・・
   その間を埋めるように迫ってきた唇によって・・

息をする間もないほどに・・
  口の中にまで・・その感覚が襲ってきたから・・

ん!!!

途端に・・
  弾こうとしたジュンピョの肩は・・
    思ったよりずっとがっしりと硬くて・・

さっきも感じた・・
  懐かしく感じるジュンピョの香りが・・

その手に力を入れさせなかった・・。

初めて感じるその感覚・・
 気持ち悪い・・なんて・・
   全く感じなかった・・

優しく唇に触れる感触と・・
   断りもなく・・その中に感じる蠢く感覚・・

くすぐったくて・・
  胸の奥がきゅっとした・・

顔が熱くて・・
  離れたくなくて・・

肩に添えたジャンディの手が・・
   きゅっと・・握られた時・・

ジュンピョの顔がさっと離れ・・

何事もなかったかのように・・
   前へと向いた・・。

動き出す車・・

ん・・んん・・!!

どきどきと心臓の音がうるさくて・・
ごまかすために、
   咳ばらいなんて、してみた。
隣にいるジュンピョに
   目が向けられなかったし・・

涼しげに運転するジュンピョに・・
   こんな自分が恥ずかしかったから・・。


ぎこちなく・・目をジュンピョに向けたジャンディ・・

すると目に映ったジュンピョは・・

  ドアに肘をつき、その片手を口許へとおくと・・

何ともにやにやとしている・・

目を疑うように、ぱちぱちと瞬かせて、
  顔ごと、ジュンピョへと向けたジャンディ・・

不思議そうに見てきたジャンディの顔に気づくと・・

「やべぇ。
   ほんと。これが祝日ってやつか!!!」
にやにやとした、
  さっきまで、ちょっとでもかっこいいと感じた言葉を撤回したくなるような顔でそう言ったジュンピョに・・

顔をしかめたジャンディ・・

今日は平日・・

しかも・・土曜日曜はあるけど、祝日はしばらくはない・・

顰めた顔で、小首をかしげると・・
「祝うための休みだから祝日だろ!?

   まさに祝日!!!

久しぶりの休みが急に・・しかも・・期待もしてなかったお前がここにいるんだからな!

まだ信じられねぇ!!」
そう言って、
  無邪気に喜ぶ子供のようなジュンピョが可愛く思えて・・

緩みそうになる頬に、手を置くと、
   にこっと笑ったジャンディ・・

きゅんと・・
  また、胸の奥に小さく、甘い締め付けがあった・・

車は・・
  ジャンディの泊まる予定のホテルとはまるで違う・・

竜宮城のような豪華な装いのホテルに泊まり・・

「ね・・ねェ・・」
おそるおそる・・あたりを見回すジャンディに・・
 
ばしっ!!
  ジャンディの引いていたへっぴり腰を叩くと・・

「堂々と歩け。
  こっちが恥ずかしい。

ここは俺んちのホテルだから。」
そう言って・・
   駆け付けてきた支配人らしき人を・・軽く手で払った・・

「は・・い?」

ど・・きん・・
  ど・・きん・・・

否が応にも・・胸が鳴る・・

「・・・・」
黙ったまま・・エレベータへと乗り込んだジュンピョ・・

ジャンディが・・
  目を離すことなく、その整った顔を見つめるので・・

その、特別な客しか乗せることのないエレベータの・・最上階を押すと・・

ようやくジャンディを見下ろすようにして・・
   ジュンピョが言った。

「嘘は・・つかないっつったろ?

最近家に帰る時間もなくて、ずっとここで過ごしてた。 
   飯もここで、寝るのもここで・・。

ずっと・・思ってた。お前がいたらって・・。
 それが叶ったんだ。こんな嬉しい日はないだろ!

だから今日は、ここにいてくれ・・。」

予想外な・・ジュンピョの言葉に・・

  ジャンディの顔が・・
    ゆっくりと・・嬉しそうに・・変わった・・

こく・・

口の端を上げて、
   頷くジャンディに・・

ジュンピョがその両頬を手に取ると・・

  ちゅう・・・
吸いつくように・・
  その唇を唇で・・塞いだ。

 **☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆** **☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:;;;;;:**☆**:

どきどきどき・・
  本当に・・・のあ編大人どきどき・・

  次回・・こうご期待・・・


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>パールさん 

こんばんは♪
いいえ♪いつもありがとうございます!
心待ちにしていただけるなんて、これ以上なくとても嬉しいです♪♪

うふふ♪映像で・・見ていただきたいですが・・妄想の世界で・・(笑)

ジュンピョとジャンディが二人で車に乗っている姿。つぼですか??
のあも大好きです!!!!似てますよね♪つぼ♪

ジャンディもジュンピョみたいに素直に自分の気持ちを・・ね!!!
せっかくアメリカまで来たのだから・・・なにか・・変化があるはず!!

のあ編大人どきどき・・待っててくださいね♪
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